勉強を嫌いになる理由・好きになる方法

考え方の話

こんにちは。みやけんです。
今日は「勉強」を好きになる考え方と方法について書いていきます。

みなさんは、「勉強が好きですか?」という質問に
どうお答えになるでしょうか。
即答でNO!の方も多いと思います。

では次に、「勉強って何ですか?」という質問には
どうお答えになるでしょうか。

結論から言うと、勉強嫌いの根本原因は「勉強」の定義不足だと思います。
「勉強」ではなく「スタディ」と呼ぼうとか、表面上の話では断じてないです!!
順を追って解説していきます。

【勉強は好き?】勉強に対する世間的なイメージ

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まずは世間的な勉強への好感度について確認してみます。

全国の小学生~高校生を対象にした大規模な調査があるので参考にしてみます。
【出典:ベネッセ教育総合研究所  子どもの生活と学びに関する 親子調査 2018年 】

一部抜粋すると、「勉強が好き」と答えた高校1年生はたった33.5%でした。
感覚値ともそこそこ近い数字なのかなと思います。

社会人の皆さんに伺っても、同様の結果になることは想像に難くありません。

しかしこの「勉強」へのニガテ意識により、調査や試験対策が必要である
資格取得やスキル習得、そして転職などに手が伸びにくくなり、
人生におけるいろいろな機会が失われているのかなと思います。

【勉強って何?】勉強を嫌いになる原因は「定義不足」

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ではなぜ、勉強を嫌いになるのでしょうか?

皆さんに個別に伺っていけば多々出てくると思います。
頑張っても結果が出ない、 周りと比べてやる気がそがれる、先生が嫌いだった…等々。

けど待ってください。
無意識に、「勉強」≒「5教科7科目のこと」と定義していませんか?


そんなことはない、という人も多いと思うのでもうひとつ。
あなたが旅行でパリに行くとして、事前にパリについてを調べると思います。
旅行は準備からもうすでに楽しいですよね。

けど待ってください。
「旅行先のパリについて調べること」を「勉強」と呼ばないのはなぜですか?
無意識に、「勉強」≒「つらいこと」と定義していませんか?

つまり、「勉強」の定義が曖昧なせいで、無意識に心理的ハードルが構築され
勉強のマイナスイメージばかりが強調されてしまっているのです。
構造としては、定義が曖昧なせいで凄惨な差別を生んだ「魔女裁判」と同じだと思います。

【勉強の新定義】新しい知識の獲得や体験をすること全て

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「勉強」の定義の曖昧さと弊害をご理解いただいたので、次は対策を考えます。

「5教科7科目」や「つらいこと」と無意識に定義するせいで、
様々な機会から遠ざかるぐらいなら、新しくかつ厳密に定義しなおせばいいです。

つまり、「勉強」「新しい知識の獲得や、新しい体験をすること全て」です。

旅行先のパリについての知識を得ることも、
ゴルフの正しいスイングを習って実践することも、
推しの誕生日や好みに関する知識を得ることも、すべて勉強です。

逆に、「勉強」以外にこれらを適切に表す言葉って無いと思っています。
あったら是非教えてください…!

このように「勉強」を厳密に定義してあげればニガテ意識がなくなり、
面倒に感じていた資格試験も英会話も転職も、一歩踏み出せるようになると思います。

【具体的な対策】勉強を嫌いじゃなくなる・好きになる方法

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勉強の定義を変えろ!とか愛せ!と急に言われても困ってしまうと思うので、
考え方をかえるための具体的な方法をいくつかご紹介します。

本当に手っ取り早いのは、勉強を本当に楽しんでいる人に触れることです。
具体的には、メンタリストのDaiGoさんとかですね。

人生をよりよく・楽しく・健康にするためには?という視点で様々な論文を読み漁り、
その勉強の成果をわかりやすくYouTubeにアップされています。

あとは普段の生活で、勉強と呼ぶ範囲を広げることです。
 ・読んだことのない漫画を読んだ ⇒ そういう展開もあるのか!という勉強になった
 ・知らない曲を聴いてみた    ⇒ こういう歌詞いいなあ!という勉強になった
 ・新しい料理に挑戦してみた   ⇒ これこんな味がするんだ!という勉強になった


以上となりますが、先入観を持たずに「勉強」と接するということが何より大事です。
皆さんが勉強を好きになり、人生が少しでも豊かになればいいなと思います。
それでは今日はここまでで。

みやけん

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