【1〜3日目】がん闘病ブログ【話題:恐怖と用心の違い】

cancer_journey_1-3 よもやま話

初めまして、みやけんです。
私は、がんの一種であるびまん性大細胞型B細胞リンパ腫を患う27歳男性です。

今日から抗がん剤治療が始まるので、闘病記ということで
「①行った処置」「②私の体調変化」「③考えたこと」
書き残していこうと思います。


この闘病記は、私と同じようにがんを患う方々に向けて書いています。
しかし、③の部分はどなたが読んでも意義があるように書くつもりです。

具体的に書くと…
①は、同じ治療を受ける方だとほぼ同一の内容になると思うので参考にしてみて下さい。
②は、あくまで私の場合の例ですが、こういうパターンもあるんだな~と思っていただければ。
③は、考えるお仕事(戦略コンサル)の立場から、好き放題考えて書こうと思います笑

それでは、よろしくお願いします!

前提|私のがんについてのご説明

先に、私のがんの経歴についてさっくりと書いておきます。
読まれる方のがんとは少しずつ状況が違うと思うので、こちらを踏まえてお読みください。

私のがんの種類は悪性リンパ腫というグループで、
細かい分類でいうとびまん性大細胞型B細胞リンパ腫(略称:DLBCL)というものです。

みやけん
みやけん

元フジテレビの笠井アナと同じ種類です。
笠井アナは、予後不良の遺伝子異常があったために
長期入院での治療になったようですね。

がんの場所は、小腸と大腸のつなぎ目あたりが原発巣でした。
腫瘍が10cm大になっており、エコー検査でもCTでもMRIでもめちゃめちゃはっきり映りました笑
腸を圧迫して痛かったのもあり、こちらは2020年11月に関東中央病院で手術し摘出しました。


がんの病期はステージⅠです。
手術後に行ったPET-CTにめぼしい腫瘍は写っていませんでしたが、
リンパ腫は全身のリンパが侵される病気なので、化学療法を行うことになっています。


さっくりといいながら結構長くなりましたね笑 以上です!

①行った処置【抗がん剤(CHOP)を点滴と注射で投与】

【1日目】
 ・10時ごろ  点滴の針をとりつける
        プレドニゾロン(錠剤)を受け取り、朝食後の分として胃薬と一緒に服用
 ・11時ごろ  吐き気予防の薬を点滴で投与(10分)
 ・11時半ごろ ドキソルビシン⇒エンドキサン⇒生理食塩液を点滴で投与(計45分)
 ・12時半ごろ プレドニゾロン(錠剤)を昼食後の分として服用

【2日目】
 ・8時半ごろ  プレドニゾロン(錠剤)を朝食後の分として胃薬と一緒に服用
 ・9時半ごろ  頭痛・発熱・アレルギー予防の薬を服用
 ・10時ごろ  リツキシマブの投与開始(6時間程)
 ・12時半ごろ プレドニゾロン(錠剤)を昼食後の分として服用

【3日目】
 ・7時半ごろ  採血

②私の体調変化【急性の副作用のようなものは無し!】

【1日目】
   17時ごろになんだか胃がムカムカするな…と思いながらお手洗いに行き、
  病室に戻ってくると突然冷や汗がドバドバと出て強い吐き気が出ました。

   医師の判断は「迷走神経反射」ということで、抗がん剤は原因ではないとのこと。
  ただ、人生で初めて出たのでなかなか不安ですが、次回以降出ないといいなあと…。

   そして夜はちょっと不眠気味で、まだらに意識が飛んだ…という感じでした。
  不眠はプレドニゾロンの副作用としてメジャーなようです。多少は寝られて良かった。


【2~3日目】
   特に体調変化はありませんでした!

みやけん
みやけん

リツキシマブは強い副作用が出やすいという情報だったので
ひとまず急性の体調変化が出なくてホッとしました…!

③考えたこと【用心は必要だけど、恐怖は必要ない】

今日考えたことは、「用心は必要だけど、恐怖は必要ない」です。

医療機関の方々は、最悪のパターンを想定した情報提供をしてくださります。
それに対して患者がとるべき態度は、用心だと思います。

「こういう副作用がありうるんだな」と理解し、
「近い症状が出たらすぐに言わないと」と用心する。

これだけが、患者にとって必要なアクションだと思います。


必要以上に恐怖して、その恐怖起因の吐き気とかが出てしまう場合もあるようですし、
恐怖をしてしまうというのは百害あって一利なしだと思います。

まあこんなことを言っていられるのも、症状がほとんどない今のうちだけかもですけどね!


では、今日のところはこのあたりで。

それではまたー!

タイトルとURLをコピーしました