こんにちは、みやけんです。
今回はオンライン学習の世界的な超有名どころ、edXとcourseraの使い勝手を比較します。
今回は、PCを使ってアクセスする前提で解説していきます。
この記事でお答えする疑問は以下の通りです。
・英語にあまり自信が無いんだけど、どちらを選べばいいんだろう?
・講座を探すのはどちらがやりやすいんだろう?
・実際に受講をするのはどちらがやりやすいんだろう?
それでは、順に見ていきましょう!
前提:英語での学習に不安があるならcoursera一択

前提として、
英語が不安ならcoursera一択です。

疑問にいきなり結論が出る方も多いと思います(^^;
courseraには「受講者が字幕の翻訳を提供できる仕組み」があるため、courseraの人気講座には、過去の受講者のおかげで日本語字幕が大抵整備されています。
一方のedXには上記のような仕組みが無いため、日本語字幕の整備は将来的にも望み薄です。
また、edXには「日本語字幕の有無」による講座の検索・絞り込みをする機能すらないのです。
ということで、英語音声・英語字幕だけで全講義を受けきる自信がある方を除いては、courseraで過去の受講者に感謝しながら日本語字幕を活用するのが良いと思います。
以上、比較の前提となる英語の壁を理解したうえで、本題である使い勝手の比較に移ります。
結論:使い勝手はcourseraの圧勝

本当にシンプルな結論になりましたが、日本語字幕が整備されているというアドを考慮から外してもcourseraの圧勝です。
詳細は解説の章で記載しますが、courseraが勝っている点を列記すると以下のようになります。
【courseraがedXに勝っている点】
・勉強に使える期間にあわせた講座を探せる
・過去の受講者がつけた星5評価およびレビューを見られる
・修了までの講義数・必要時間数が一目瞭然
解説:検索・情報表示・受講の全てにおいてcourseraは使いやすい

では、実際の画面を交えつつ比較と解説を行っていきます。
なお、前提に記載した「言語に関する差」は比較しないものとします。
比較を行う画面と、比較観点は以下の通りです。
【比較を行う画面および比較観点】
・検索画面:講座検索の機能(使用可能キー種類など)、検索結果の表示項目・内容
・情報画面:講座情報の表示項目・内容
・受講画面:ブックマークなどの機能、講義動画や資料の表示内容
検索画面
機能について
まずは、講座の検索機能を見てみます。
基本的な検索機能は同じなのですが、courseraには受講期間での検索機能があります。
このため、皆さんが勉強に使える余裕時間にあわせて講座を探すことが可能です。
むしろこれが無いと、自分が受講できる講座を探すのが本当大変だと思いますね…。

表示について
次に、講座の検索結果の画面を実際に見てみます。
ここでは、多くの講義がヒットしそうな「machine learning」で検索してみます。
courseraでは、edXと同じ「講座名・講師名」の項目に加えて、「星5評価・レビュー数・受講者数・難易度」が表示されています。
このため、検索結果画面をスクロールするだけで講座の評判を比較可能です。

講座情報の画面
表示について
今度は検索結果をクリックして、講座情報のページを見てみます。
なお、このページには特に機能が無いため、機能の解説は省略します。
共通で表示される項目は数が多いので列記しませんが、差は大きく以下の2点です。
【講座の情報画面における差】
・講座の評判有無:courseraでは、星5評価と評価者数が表示される。
・シラバスの詳細度:courseraでは、単元ごとの所要時間の詳細が記載される。

つまりcourseraなら、評判を確認して講座の良しあしを確認しつつ、
自分の学びたい内容にかかる時間をピンポイントに知ることが可能です。
講座の受講画面
機能について
受講手続きを済ませた、受講を進める画面の機能を見てみます。
基本的な「動画・資料を選ぶ」「字幕付き講義動画を見る」「講義資料を見る」といった機能は
特に大きな差はなく、UIもよく似ています。
ここの差分としては2点あります。ここはedXとcourseraで一長一短ですね。
【講座の受講画面における差】
・ブックマーク機能の有無:edXでは、単元ごとにブックマークをする機能あり。
・フィード学区機能の有無:courseraでは、単元ごとにgood/bad/問題報告が可能。

表示について
次に、受講を進める画面の表示を見てみます。
こちらも基本的な表示項目としては大きな差はないです。
ここはかなり私見が入るのですが、どうしても言及したい差が1点だけあります。
courseraは「学習が現在どこまで進んでいて、どれだけ残っているか」が圧倒的に見やすいです。
私自身がMachine Learningという60時間程度かかる長い講座を履修している際のことですが、
この表示があったおかげで「今週あと10分ぐらいなら今やろう!」などと考えることができ、学習のペースと意欲を保つことができました。

まとめ:使い勝手「は」courseraが勝る

以上、画面ごとに使い勝手を比較してみた結果、courseraの圧勝ということが見えました。
今回は使い勝手に着目したためこのような結果になりましたが、「これが受けたい!」というもの講座があれば、使い勝手に関係なく受けるべきだと思います。
「なぜ学びたいか」、「何を学びたいか」が最重要ですので、そこは見失わないでくださいね。
ともあれ、今回の記事を参考にして実際にedXやcourseraを実際に触って頂き、ご自分に合う講座を探す第一歩となれば幸いです。
お読みいただきありがとうございました!
それではまたー!